偽りのドラグーン

紹介文(HPから流用。…していいのかな?ダメだったらまた方法を変えます)

ガリオン帝国の急襲。そしてアバディーン王国は地上から消滅した。最愛の兄を失い、復讐に燃える亡国の王子ジャン。だが、相手は超大国……。ジャンの想いは空回りするばかり。そのとき運命は彼に転機をもたらす。
「あなたを騎士学院に入学させます」
 美しき少女は無表情を崩さずそう言った。竜と契約し空を駆り、強大な力を振るう竜騎士。一握りのエリートにだけ許された竜騎士養成学院へ、ジャンを入学をさせるという。だが、それは亡き兄になりすますという偽装入学で!?

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そんなわけでファンタジー

最初から続編が決定しているようで、今巻は話が膨らんだ所で終了。

というか今巻でもそれなりに見所はありますが、大きな話は次巻にほとんど持ち越しだったので、何だか煮え切らない…と思ったら最後が。ここで見直しました。

とりあえず現状では主人公の主な動機は復讐なのですが、復讐という時点で、許すか許さないかの2択になってしまうので、今はそれがメインになってますが、ここがどうなるかで面白さが変わってきそうです。

あと、勢力が3つあると出てきたのですが、事実上2つがセットなので最初から2国対立で、帝国の侵略動機が宗教+勢力拡大というのもシンプルすぎるかな…と。こちらもまだ裏がありそうな気もします。

要するに評価を下すには早いのですが、何しろ最後の引きの凶悪さや意外性が良かったので、期待の意味を込めて★3つにします。次巻が出たら買おうかなとは思います。