零崎人識の人間関係 零崎双識との関係

多分、4冊の中で一番なんとも言いようのなかった作品。

バトル、バトル、バトル。しかし双識が出てこない…


とりあえず裏切同盟弱すぎるだろ!と言わずにはいられない。

実は演出したいのはこの肩透かし感なんじゃないのか?と疑いたくなるほど。

「人識が勝てる要素」が最初から見えてる所がちょくちょくあるので、そんな隙だらけでいいの?という。つか最初の木野とか普通に突っ込んできてるし、罪口の武器が当たらないとかじゃあ素手でいいじゃんとか。まぁその点、3番目と5番目は面白い倒し方だったと思う。

後はアトガキで、「零崎人識は実は結構人間らしい人」的なことが書いてあったような気がするけど、これは確かにと言えなくもない。

いや自分のセルフイメージを人識が語っていて、それと読者から見た行動がかみ合ってない今巻だけれども、そんなことは割と日常茶飯事なわけで。

このお方のアトガキはわけの分からんことを言ってることも多いと思うけど、結構示唆に富んでるかもしれない…中身全般に言えることだけど。