デルフィニア戦記1
言わずと知れた?名作。
まだ全18巻のうち1巻を読んだだけなので、おいそれと紹介はできませんが、現時点で少なくとも★4以上の気配です。さすが。
異世界ファンタジーでタイトルのとおり戦記ですが、これはもう真っ向から英雄譚の予感。
いや先がどうなるのか知らないのですが、主人公たち(二人いる)がとんでもなく強くてカリスマあふれるヒーローなので、どうもそんな気がします。
痛快な読み心地ですが、割と限度のある強さでパワーバランスもそう乱れたりしないので、世界系っぽいふわふわした喪失感もなく、地に足ついてると思います。
何気に主人公の一人が少年だったけどなぜか少女になっちゃったという、あざといとか言われそうな所もありますが、面白ければそれでいいじゃないか。なんか伏線っぽいし。
まぁ戦記モノらしく、登場人物が割とむさくるしいので、そういうバランスも大事ということで。あ、むさくるしくたってみんな魅力的なキャラばかりですよ。
『空の鐘の響く惑星で』『アルスラーン戦記』『烙印の紋章』辺りが好きなら文句なく。
速く次を読もう。