ブックカバー
みなさんはブックカバーを使うでしょうか。
僕は使います。
アニメイトで本を買うともらえる透明なブックカバーです。
ラノベだろうが哲学の本だろうが、家だろうが電車だろうが学校だろうが、ともかくこれを使います。
話が多少飛びますが、そもそもなぜブックカバーというものを使うのでしょうか。
これには主に二つの理由があって、一つには本を大切にしたい、もう一つは読んでるものが何か分からなくしたいというこの二つだと思います。
読んでいるものを隠したい理由としてはさらに二つあり、一つは読んでいるものを馬鹿にされたくないあるいは単純に恥ずかしい、もう一つは見せびらかしていると思われたくないという二点だと思います。
ライトノベラーはブックカバーをつける傾向があると思います。もちろん当てはまらない方もいらっしゃると思いますが。ついでに隠したい理由としては前者が多いのではないでしょうか。
まあ、全部かつて僕がそうだっただけですが笑。
確かに、最近は多少和らいできているように感じますが、依然として自称パンピーの方々から二次元に対する視線は多少冷たいものがあるのではと思います。まあそういう人たちに接する機会が少ないんでよく分かりませんが。
僕はふとなぜ自分がカバーをつけているか考えました。
そこで、ラノベ読んでると馬鹿にされるんじゃないかとか(ていうか高校のころ余裕で馬鹿にされてたのをいま思い出した)、そう感じていたことに気づきました。
しかし、これは僕の中のライトノベル賞賛と著しく矛盾しています。むしろどや顔で読んでいたいくらいですので、さっそくカバーを外そうと思いました。
ライトノベルは決して一般小説や、論説や、学問や、そういったものに劣るものではない!とまあ、そんな感じです。
しかし手汗がひどいので、ブックカバーなしで読むと帯とかがボロボロになるため、結局外せねーちくしょーと思っていたときに、透明なあいつに出会いました。
神が舞い降りてきたといっても過言ではないでしょう。ああすいません、僕の中では神様は八百万くらいいるので、あんまり気にしないでください。
ともかく、僕は自分の主張を一貫する方法を手に入れ、実行して今に至ります。
まーなんにせよ、読んでる本を見てどう思うかなんてのは、要するに見た側の価値観によるわけで。
ちょい難しい本読んでるのに対して、なに見せびらかしてんのとか思う人は、要するに自分がそういうものを高尚だと思っていて、かつ手が届いていない残念さんであることが多いと思いますし。日常的にそういうの読む人だったら、へーいいもん読んでるなーとか、そのチョイスどうなのとか、そんなこと思うんじゃないかなぁ。
反対にラノベ読んでて、ないわーと思う人は、残念ながら非常に頭の回転が遅いか、さもなくばエンタメに興味ないブルジョワ野郎だと思うんで、僕としてはどの道どうでもいいですね。
もちろん迷惑になるとか、そういうのなら考えますが、別にエロ漫画とかみたいに公共の場の道徳に反するわけでもないし(まあ、多少表紙が刺激的過ぎるラノベも、ままありますが……)、なんか問題あるかなぁ。みるだけで不快になるのはその人のせいだし。
そんなわけでどの道、僕は自分の主張を一貫する、人がどう思うかなんてしーらない!とまあ、そんな感じでしょうか。
ということで、もし同様の悩みでお困りの方がいらっしゃったら(そんなんいねー…笑)透明なブックカバー、オススメです。
まあ、なんだかんだでそういった周りの声があることすらまったく気にしないで、手触りのいい上等なブックカバーつけるのがベストって気も……いえなんでもありません。
おしまい。