ドラゴン桜公式副読本 16歳の教科書 なぜ学び、なにを学ぶのか
ちょっとエロゲーの記事ばかり(エロゲーという言葉もあれなのでアダルトゲームにしたもののカテゴリーから消えない…)書いたので、毛色の違う記事でも書こうと思います。
この本はフィクション漫画ながら、実際に効果的な勉強法などをさまざまに取り入れて話題になったドラゴン桜の、公式副読本。
この本で語られることは大きく二つ。
なぜ勉強するのか?
どう勉強するのか?
これらは自分がしばしば問われることがあるので、ぜひ参考にと思って手に取ってみました。
ドラゴン桜自体は未読(機を逸しているうちに受験期が終わってしまった)なのですが、思わぬところで必要になるものだな、と思いました。
本書は7人のエキスパートが、それぞれの観点からその科目の勉強する意義やなにを学んでいけばいいかを語る企画です。16歳というだけあって、具体的な勉強法というよりはそれぞれの科目や受験に対するスタンスなどを語っています。そりゃ高校受験が終わって一段落して大抵みんな勉強以外のことに熱中している時期だし、そんな具体的なハウツー本はまだ必要ないですよね。
200ページ強の中に7人詰め込んでいるので、それぞれの内容はそこまで詳しいわけではないのですが、勉強に対するモチベーションを考えるなら確かにかなり優秀だと思いました。
読みやすい語り口で、さらさらと2時間ぐらいで読み終えられるのもいいと思います。
なぜ勉強するのかという疑問を持つ人には特に推したいですが、そうでない人も読んでみると一つくらいは新しい見方が見つかるのではないでしょうか。
個人的には理科を特に期待していたのですが、自分の考えとあまり変わらなかったのが嬉しいような、残念なような。むしろ国語、英語や心理(課外授業)辺りのほうから収穫がありました。
自分の専門よりは、苦手だったり嫌いだったりする科目の方が、あまり深く知らない分得られるものが多いのかなと。
まぁ、嫌いな数学からはそうですよねーという印象しか受けなかったのですが…こいつとは付き合いも長いので。
こういう本って学校で配ったりしないのかな…と思います。今読んでも参考にはなりますが、年齢が低いほどより内容が届くような気がします。
まぁ、そんなことを言っている割には記事を載せる場所が矛盾してますけど…すぐ下に18禁のゲームインプレがあるのに(苦笑。
つくづく出だしからなにから色々間違えてるなぁ…と。
まぁ、この場所は目当てが大して外側に向かってないので、内容が読み手に対して面倒になりそうなのは当初から懸念していたことですが…。始めた時期が良くない、時期が。
仕方ないね。