カンピオーネ!1,2 丈月城

今更ながら時流に乗って読んでみる。

平凡な高校生(でもないが…)だった草薙護堂はある事情で神を殺して魔王の力を手に入れた。

死んだはずの命、生きてるだけ拾い物と思い平和に暮らしたいが周りは放っておかず…というような話。テイストはもっとだいぶコミカルですが。


むしろこの話、

主人公、望まないながらも偶然に力を手に入れる

→身勝手な敵が世界を侵略し始める

→主人公が手に入れた力でやっつける

という、それはそれはシンプルかつ王道なお話をラノベでするとこうなるのではないでしょうか。

これは特に否定しているわけじゃなくて…安心して楽しめるよ!という話です。

なのでこの話の注目すべきところは、やはりバトルに神話が絡んでくるところだろうと。回りくどい説明のため具合とか、あざといなぁと思いつつもテンションあがってしまう。

お定まりのハーレム展開の予感といい、バトル多めといい、いかにもラノベっぽい所を残しつつ、オリジナリティをちょっと出した良作という印象。

続きも3巻まではあるので、順次読んでいきます。