零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係

ようやく読めました。人間シリーズ完結編、まさかの4冊同時刊行。よって今週の記事はこれで終わる…かも。

というか、これどうして4冊にも分割した!という突込みがまず思い浮かびますが、大人の都合っぽいのであまり触れられません…面白いのでいいか。


特に何も考えずにこれから読み始めて、アトガキにこれから読む順番のお勧めを見たらどうも時系列順に読めたようです。個人的にはこれは当たり。

しかし、ここまでくるともうキャラの格付けと実際のギャップも芸風だよなぁ…と感心してしまう。

唯一ギャップが少ないのは哀川潤くらいか…後の人間は正直…。なんか理由というか理屈はありそうなのですが、それは全く伝わって来ない…と思う。

というか、ただの人間に付けるにはあまりにスケールの大きすぎる格付けがなされてしまっていて、人間の枠から出さないようにしたら矛盾が生じたというか。

例えば、プロのプレイヤーに銃が効かない、というのも割と意味不明で、狙いをつけて撃つ、なんて手間がかかるもの使わないし効かないという話が出てきましたが、訓練された人間が数人並んでマシンガン撃ったら倒せるレベルじゃね?とか…素人考えですが。ライフルが効くなら、「適当に散らされた弾」とかもまた避けれないよな…というか。

まぁ、自覚的に言葉遊びしてるどころか、逆にこういう風に突っ込ませるという啓発的な意味合いを持たせているのではないかという気もしてくるので、実は術中にはまってるのかもしれません。

というわけで、今回の4部作の感想はそういう視点で見ていくことになりそうです。