這いよれ!ニャル子さん

なにやら人気が気になったので読んでみるテスト。

しかしこれは…なんというギャグ小説。

全編が漫才のようなやり取りなのに加えて、どこかで見たことのあるフレーズを多数有効活用しており、ネット的なネタに親しんでる人はそれだけで楽しめる予感。そのおかげかつるつると何の労力も必要なく読めました。

あと無知な僕は知りませんでしたが、クトゥルー神話という奴を題材にして(ネタにして?)いるようなので、そちらを知ってればなお楽しめるようです。

突っ込みどころが増えるような意味かも…。

コストをかけず結構笑えて、内容的にもほんとさらっといけるので、そういうのを求める人には受けるだろうな…狙っているのもそういう方向だと思うので、食い違いも特にないと思います。強いて言えばバカテスとかに近い空気を感じます。

なにぶん品評者が僕なのでこの評価ですが、この方向性ではかなり善戦してるものと思います。疲れているときはこういうのですね。

疲れ果てたら2巻を買います…笑。