なれる!SE7 目からうろこの客先常駐術 今から覚悟しておくか……

・現場を知っている人は違うなー……

なにこれ、超怖いんですけど。

今までも無茶振りだ理不尽だとありましたが、今回はもう正気を疑うレベル。これが「よくある」ことだというのか……

怖さを増幅させているのが、理不尽さのリアリティを持った具体性。よく知らなくても、「もしかしたらそういうこともあるかも」と思わせてしまうことが盛りだくさん。やはり元SEとして、現場を知っている人はその辺がよく分かっているのかなと思います。

シリーズ的に最後は何とかなると言うのは分かっちゃいるのですが、本当にひどい話でした。学生としては恐怖に慄くばかりです。


・社会はひどいところ?

私は前述のとおり学生なので、実際のところどんなもんかよく分からないのですが、この理不尽さにはやはり一定の真実味を感じるんですよね……

その理不尽さにリアリティがあるからこそ、それを打破したときの痛快さが際立つというか。この作品の面白みもそこにあるのかなと。

理不尽なところもありつつ、同僚には恵まれていたりしますし。エンターテイメントとしてとてもバランスのいい話だと思います。

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まとめると、
・SEとしての経験をフルに活用してリアリティのある舞台背景を作った
・普段は押しつぶされるしかない不満を覆すような展開になっている
・エンターテイメントとしてキャラをうまく配置した

と言う感じでしょうか。もはや漠然としすぎて何も言っていないに等しいような気もしますけど、要するに「萌えるSE残酷物語」だな!ということです。