とある科学の超電磁砲 追記

前回の内容がアニメのタイトルを冠している割に偏りすぎている気がしたので、少し書き足してみる。

単に名残惜しいから書き足したいだけと言うのは放っておく。

とりあえず前回の内容で一番抜けていたと思うことは、この話は結局なんの話だったのか?ということ。いや、別に御坂さん以外何も書いていないんですが…

とはいっても別に分からない…ラジオなんかでは「学園都市で少女達の日常を描いた話」とされているけど、木山の話は日常系の話からだいぶ逸脱してね?という。

人間の関係性については完全に友情一本…てことはあれか、Dear my friendでいいのかな。EDテーマ曲だし、最終話のタイトルにもなったし。

とりあえず佐天さんを主役級にした(原作でどんな扱いなのか詳しくは知らないが…)のは大きかったと思う。

佐天さんが出だしにより能力への羨望と偏見が顕著になったことで(この辺は1巻からの佐天さんの御坂さんに対する態度と比較して)、より「どう接していくか」という関係性の部分にも焦点が当たっている…とか。

最後のほうでは佐天さんが御坂さんを諭す場面も。

黒子と御坂さんの関係に初春、佐天さんの関係も相補的な感じだし、うまくはまっていると思う。

こういう少年漫画的(と言っていいのか…?)な正面からのぶつかり合いや恋愛方向に行かない関係性って最近貴重な気がするんだよな…

男が主人公だとどうしても男を中心に回ってしまって、周り同士の関係性なんかは割とないがしろにされがちと言うか。

1周してストレートなところに戻ってきた気がするけど、こっちの方がいいと思う昨今であった…