物語の出だし

小説が読み終わらねー!ので少し。

・面白さの評価基準として

物語の面白さをできる限り主観以外の要素で捉えたい。どうするのがよいか。

そんなテーマを持って、最近は小説の創作方法論もちょいちょい見返しています。言ってしまえばツール探しです。

この間の展開スピードのように、適当に読んでるうちになんとなく思いつくケースもありますが、先達の知恵を拝借しない手はありません。

プロットの巧拙という辺りに言及できれば良いのでしょうけど、素人としてはそれこそどうやって基準を作るのか難しい。

そこで俗に言われる創作における注意点に注目します。

今回注目するのは「物語の冒頭を特に意識せよ」というものです。


・最初の関門

読者は本を買う際、数ページ立ち読みして判断することも多いですし、買ってからも数十ページ読んでとりあえず最後まで読むか決めることもままある。

ゆえに、冒頭でいかに読者を惹きつけられるかが勝負!というわけです。

これは私はおおいに共感するところがあります。あれ、俺だけじゃないよね……。

では、どのような冒頭がよいのでしょうか。

そんなの定式化できてたら苦労しないわって感じで、まあ分からないんですが。これから気をつけて見ることでもう少し蓄積していきたいですね。

まあ要するに、普通の小説で言えば、いきなり含みが持たされてて先が気になるとか、ギャグだったらど頭の一発で笑わせるとか、そういうことだとは思うんですが。



正直、最初に読んでる間はそんな分析的な読み方なんてぜんぜんしてないんですけどね。そんな雑念は小説を読む時にはいらん。

ただそんなこと言ってると、言語化して説明することが不可能になってしまうので。ぼちぼち考えたいと思います。

しかしこの冒頭というツールについて、ラノベの傾向としてはもう1巻が既にプロローグだったりして、作者買いジャケ買いでとりあえず最後まで読みきってもらうことが前提見たいな空気もありますし、扉絵で導入となぞの提示を済ませてしまうケースも少なくないので、どこまで適用していいものか迷うところではあります。

その辺もおいおい考えていければなと。