STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(1) これは本編のテンション
STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(1) (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 海羽超史郎,huke,池田靖宏(5pb.),5pb.×ニトロプラス
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 文庫
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一巻だけしか読んでないので、それなりのことしか言えないのですが……
・ファンディスク?
助手、激デレ!?
ってオビに書いてあったので、てっきりただのラブコメかと思ったら全然そんなことなかった。
随所に意味深な伏線が張り巡らされ、先の気になる展開が続き、その緊張感はファンディスクというニュアンスとはまるで無縁のものに感じます。
前情報で、ファンディスクはひたすらラブコメしてるだけと聞いて、それならそれでいいかーと思っていただけに、嬉しい誤算でした。
ついでに、助手はそんなにデレないような…いつもこれくらいデレてなかったっけ?つまり前から激デレだったってことでしょうか。そうかも。
しかし声が脳内再生されるたびに毎回思いますが、今井麻美さんのクリスは本当に素晴らしいと思います。
・本編に対する位置づけがキー
多分この小説のキーポイントのひとつとして、本編に対する位置づけがあると思います。
別にネタバレするほどのことでもないので列挙したりはしませんが、本編が本編なだけになんとも不安感を煽られる展開ですね。綯さんとか。もう怖すぎて小学生相手にさん付けです……
一見ちゃんと(?)ファンディスクっぽい内容になっている部分も、その点の伏線として後半に収束しそうな感じがします。
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正直出だしこそ「えー、またかよ……」的な所が(くどいですが、本編が本編なだけに)ありましたが、ただのラブコメには収まらない伏線のおかげで本編に近い面白さを持った物語になっていると思いました。
下巻が楽しみです。