★★★

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係

多分、4冊の中で一番なんとも言いようのなかった作品。バトル、バトル、バトル。しかし双識が出てこない…

氷結境界のエデン3 細音啓

新シリーズ第3巻…なのだけど、元々長尺の物語を前提として書かれているのか、じっくりと足場が固まり世界が広がっていく展開。…としか言えない。いや、面白いのだけど。しかしふと気づいたのだけど、あのなんだかよく分からない呪文にもさりげなく伏線が張…

ぐらシャチ 中村恵里加

なんとも形容しがたい…多少紹介するだけでなんだかよく分からない感が目減りしそうなので、とりあえず日常に非日常が挟まってくる変な話が読みたい人には適当かもしれない、とだけ。あとは主人公の繊細さについていけるかが勝負。

氷結境界のエデン1,2 細音啓

読了。黄昏色の作者が送る新作は同じく異世界ファンタジー。前作は第一部で投げてしまったのですが、読む機会があったので。相変わらず呪文の詠唱のようなのが沢山出てきますが、基本的にスルーしてるのでノーコメント…近作は前作よりも滑らかで物語に無理が…

幕末魔法士 設定がいい

読了。電撃の大賞作。幕末の時代に、魔法があったら?な歴史ファンタジー小説。歴史モノに魔法を取り入れたことで、史実で起こった様々な出来事が再解釈されていて面白いし、シナリオも謎と陰謀でぐいぐい引っ張っていき飽きさせないあたりはさすが大賞か。…

ヴァンダル画廊街の奇跡 美奈川護  世界設定に難ありといえないご時勢

過去の名画を題材にした小説。「プロパガンダ撤廃令」であらゆる芸術がかなり広い条件で規制・弾圧されるようになった世界観が特徴。そんな馬鹿なといえないところが何とも…。そんな世界で、過去の禁止された名画を各地の壁に書いて、「芸術に自由を!」とい…

ラプンツェルの翼

読了。とりあえずゲーム小説といわれていたのでどんなもんかと思いましたが、何となくFateを連想。ただ、その辺のサバイバルゲーム(バトロワ?)っぽい話はかなりさくさく進んでスピード感のある展開。あっさりしすぎで小さくまとまったと見るかは人による…

スクランブルウィザード5

第五巻は短編集でした。短編集といっても、マリみての短編集のように少し凝った作りになっていて、良いつながりを演出できていると思います。伏線もうまいし、相変わらず文章の読みやすさも健在。今巻は割と心温まる類の話が多くて、丁度いい具合に癒されま…

Kaguya -月のウサギの銀の箱舟

なんかうちにあったので読んでみました。ただのラブコメかと思ったら違って、普通にシリアス多めでした。ムーンチャイルドという、月の欠片が落ちたことにより特殊能力をその身に宿した人たちのお話です。しかしなんでこんな表紙なんだろう…訴える層が違う気…

ねこシス

久々にラノベ更新。俺妹の人の最新刊、でしたが後書きを読む限り俺妹の前身のようです。プロトタイプと言っていましたか。後書きでは、スターシステムだったり、世界につながりがあって同一人物…!みたいな想像を存分にしてもらえれば嬉しいといったような発…

ドラグーンデリバリー

佐々原さんの短編連作モノです。この人の作品は必ず主人公が苦労人…というか周りがみんな変人。短編なので大きな話はありませんが、ちょっと元気になれるハートフルコメディ、などと言ってみます。前向き前向きでマイナスへの波が少なくて心地よいというか。…

パララバ

遠野綾は高校二年生。平凡な日々を送る彼女の一番の幸せは、部活を通して知り合った他校の男子生徒、村瀬一哉と毎日電話で話すことだった。何度も電話をするうちに、互いを友人以上の存在として意識し始めた二人だったが、夏休みの終わりに一哉は事故死して…

鋼殻のレギオス 雨木シュウスケ

あらすじ大地の実りから見捨てられた世界。異形の汚染獣たちが都市の周りを闊歩し、人類は、それ自体が意識を持ち、歩行する“自律型移動都市”で暮らす。その中の一つ、学園都市ツェルニの新入生レイフォンは一般科の学生だったが、入学式の騒動で生徒会長に…

ロウきゅーぶ! 蒼山サグ

あらすじ 高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。ただでさえ小学生の話題はタブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って……!? 「ん? ぱんつなら心配ないよ、ほらっ」(三沢真帆) 「やっぱりっ、でか女なんだわたし…

偽りのドラグーン

紹介文(HPから流用。…していいのかな?ダメだったらまた方法を変えます)レガリオン帝国の急襲。そしてアバディーン王国は地上から消滅した。最愛の兄を失い、復讐に燃える亡国の王子ジャン。だが、相手は超大国……。ジャンの想いは空回りするばかり。そのと…